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節用料理大全 - 翻刻

節用料理大全 - ページ 65

ページ: 65

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 へき能すりて二色等分山のいも十分位置入取湯にて  のべいり酒少くハへ板の方 を程よくやき  うへまで  火通り ば上のほうも焼  さめ さぬ内用て   ▲はんへん仕様 一 山のいも 《割書:一盃|すりて|》  一 たうふ  一 はい   一 うを《割書:六分|すりて|》  右三種能すり合て塩加へて 料理好  鮨魚のあらまし 一 近江鮒           一 学鰹すし         一 鰻すし           一 鯔すし        一 鮎の鮨           一 なませごし        一 鮭のすし          一 わたこすし        一  のすし          一 はや鮨《割書:たて|あハび|》   ゑび《割書:あかゞひ|川ざこ|》 ▲ふな鮨の仕様寒の内に漬  ゑらを取わたをぬき頭を  打ひしぎ塩沢山にため   鮒を塩のうへゝおし付塩  付ゝ程つけ漬  黒米をこハめしにたき能さまし喰塩  に塩ませ食沢山につけ   おしつとく置 ほど  過ておしを常のすしかけん程によハく   七十日程  過てよくなれ よく年夏秋の時 結句風味 ほね  も一段と和に  もたしてゆるめ しぶんに塩水  をふたの上へため 取出し  内の魚食のかたおしに  ふ やうに 押をかけ右の塩水の水ため置なり ▲鮒早鮨一酒壱升に塩三合入煮だし酢一合加へかし四五月  置に酢に入て をさまし右のせんじ酒にて喰塩    少からく合  鮒に塩を一時程しませ置扨さつと洗  右の食にて漬バ ハ二日程にて  又四五日も置 食  の塩生なれよりからく仕 おしハ漬時に二時ほども  おしかろく仕次第〳〵におしよくかけ ▲鯛の鮨一塩弐升水一升合三升を弐升に煎よくさます  たい三枚におろし右の塩水の中へ入おしを置二日過三日  めに黒米壱升 にたき扨糟壱升を合右の鯛《割書:ニ|》す  れ合ふ  に漬  但鮭の塩引も漬塩出し右のことく仕《割書:ル|》也