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節用料理大全 - 翻刻

節用料理大全 - ページ 69

ページ: 69

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    ▲   魚類雑汁吸物仕様 鯉鮒の汁 古酒をひた〳〵に煮て酒の ひ  なき時ハ又味噌をさしてだし袋を入  見 こす  ぎゝハヽ取湯さしてあぢなくハ醤油さしてよし 鯛うしほ煮 身も骨も のごとく切古酒をひた  〳〵に入火をほそくして煮  酒の匂ひなきとき  其うへにみう水を入塩斗にて仕   鱒などの汁ハ醤油少しくわえてよし 蛸南蠻煮 よく洗にて能たゝき和げ    に切酒斗にて久敷煮へば加減やハらぎ 其うへゝ  醤油をさし又煮て取出しわさびしやうか酢かけてよし 烏賊の丸焼 くろミの水のことく 程洗すてかうをぬき  かたまりたるくろミを其侭置きてず うすたれにて能  煮扨筒切にして  右の汁の内へ入てもよし ▲ 同子煮物 あけミれハ白クかたまる  毛をとり  二ツ三ツに切煮物に一段よき物也 鯨汁は生くじら能程に切酒にて一へん酒煮にやうに煮    扨酒をすて味噌汁へ入  塩くじらならばしを  出しゝて右のごとく酒にゝして能 自然塩くじらいろ  あかく ハゝうへを切のけのかい  生海鼠吸物 なまこ二ツに割大キに切 油にていり  ぬる湯に漬出出扨出し 時煮汁能かげんに にや  し置わんに柚の 敷て其上へ右のなまこ入煮汁  かけ其まゝ    上置に芹など置てもよ   蛤吸物 むき身を手の内にて少汁しぼり扨酒と水と  等分に入れ酒匂ひなき程に能煮  塩焼きにても仕  蛎吸物 鍋に塩を入付其塩を取上かきをニツ三ツなべ  へ入すりつぶし扨蛎に水ひた〳〵に入一あハにて  きの  入塩うへ  時に 少醤油をくハへ尤酒をもさ   鮑和煮様 女会のうらをはなし腸を取よく洗蚫の