翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

養生主論 - 翻刻

養生主論 - ページ 30

ページ: 30

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○酒糟(さけのかす)  五臓(ござう)をあたゝむ毒(どく)なしといへども和交(あへ)ものあるひは       汁(しる)などにして腹中(ふくちう)をそこなふことあり ○粃味噌(ぬかみそ) 胃(い)をあたゝめ気(き)をくだし食(しよく)をすゝむ ○餻(たんご)   胃(い)をつよくし中(うち)を和(くは)す ○美淋酒(みりんしゆ) 毒(どく)あり多(おほ)く飲(のむ)べからず皮膚(はだへ)をうるほす能(のう)あり ○艾餻(よもぎだんご)    冷(ひへ)をあたゝめ痢(くだり)をとゝむ毒(どく)なし ○粽(ちまき)   毒(どく)なし嘔(ゑづき)或は頭痛(づつう)によろし ○白酒(しろざけ)  能毒(のうどく)大抵(たいてい)美淋酒(みりんしゆ)に同し ○麪(うどんのこ)  腸胃(ちやうい)をとゝのへ気力(きりよく)をます多(おほ)く食(しよく)すべからず ○醴(あまざけ)   少(すこ)し飲(のむ)ときは脾胃(ひい)をとゝなふ ○荷飯(はすめし)  脾胃(ひい)を和(くわ)して食気(しよくき)をすゝむ 【注】 ○湯餅(うとん)  毒(とく)あり脾胃(ひい)虚(きよ)の人はよろしからず ○葛餅(くずもち)  胃熱(ゐねつ)をのぞき酒毒(しゆどく)を解(け)す病人(びやうにん)にあつべし ○索麪(そうめん)  腸胃(ちやうゐ)をとゝなふ多(おほ)く食(くら)へば気熱(きねつ)を生(しやう)ず ○䬣餻?(こむぎたんご)脾(ひ)をつよくすれども病人(びやうにん)には斟酌(しんしやく)すべし ○飴餹(あめ)  肺(はい)をうるほすが故(ゆへ)に嗽(せき)をとゞむ目(め)を病(や)む者/忌(いむ)べし ○瓊脂(ところてん)  冷物(れいぶつ)なり虚弱(きよじやく)の人はよろしからず ○砂糖(さとう)  酒毒(しゆどく)をのぞく多(おほ)く食(しよく)すれば歯(は)を損(そん)ず小児(しやうに)には        疳(かん)によろしからず ○饅頭(まんぢう)  脾胃(ひゐ)を和(くは)す多(おほ)く食(しよく)すれば疳虫(かんちう)を生す小児(しやうに)には        尤(もつとも)よろしからず