翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

養生主論 - 翻刻

養生主論 - ページ 31

ページ: 31

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    魚部(うをのぶ) ○鯛(たい)   生(なま)も塩(しほ)も諸病(しよびやう)によろし多(おほ)く食(しよく)すべからず ○鯛子(たいのこ)  是(これ)も大(たい)がい同(おな)じものなり ○尨鯛(くろだい)  鯛(たい)よりすこし毒(どく)あり ○方頭魚(あまだい) 性(しやう)かろくして病人(びやうにん)などによろし ○石伏魚(こり) 大(たい)がい前(まへ)に同(おな)し食(しよく)にあつべし ○火魚(かながしら)  毒(どく)なし平和(へいわ)なり病人(ひやうにん)に用(もち)ゆべし ○鱖魚(もうお)  脾胃(ひゐ)を和(くは)し瘀血(おけつ)をやぶる ○くぢ   諸病(しよびやう)にさし合(あひ)なし ○鯉(こひ)   常(つね)に少(すこ)しツヽ食(しよく)すれば元気(けんき)を補(おきな)ふ生(しやう)はあしゝ       葵菜(あふひな)と食(しよく)すべからず又/胡椒(こしやう)と食(しよく)すればあしゝ ○鮒(ふな)   脾胃(ひゐ)を調(とゝの)ふ煮(に)て食(しよく)すれば元気(げんき)をたすく膾(なます)は病       人にいむ鮒鮓(ふなずし)も同し蒜(にら)と食(しよく)すれば熱(ねつ)となる ○魴(まなかつお)  生(しやう)はあしゝ常(つね)に食(しよく)して平和(へいわ)なり ○鱸(すゞき)   平和(へいわ)なり痰症(たんしやう)あるひは病人(びやうにん)など指身(さしみ)はいむへし ○松魚(さけ)  虚(きよ)を補(おきな)ふ瘡毒(さうどく)または婦人産後(ひじんさんご)に宜(よろ)からず ○鱈(たら)   性(しやう)かろくして病人(びやうにん)に忌(いま)ずぼうたらは化(くは)しがたし ○鰺(あし)   常(つね)に食(しよく)して宜(よろし)一さい瘡類(くさるい)熱病(ねつびやう)にいむべし ○鯒(こち)   平和(へいわ)なり病人(びやうにん)に斟酌(しんしやく)すべし ○魳(かます)   油(あぶら)づよきものは痰症(たんしやう)にいむべし ○鰣(ゑそ)   平(へい)なり病人(びやうにん)によろし臭(か)悪(あ)しく胸(むね)に阻(さゝ)ふ ○鯔夷(ぼら)  よく五臓(ござう)をとゝのふ膾(なます)なと生(しやう)にてはあしゝ