翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション1

長生法 - 翻刻

長生法 - ページ 20

ページ: 20

翻刻

 ○運動 坐して業を務むる人、身軀の運動少き時は、躰中 の諸機、奮起することなく、遂に疾病を醸すに至 る、苦諫す世上坐業の人、決して運動を怠ること なかれ、   運動の注意 食後は半分時許安坐し、然 ̄シテ後◦徐歩すべし、総して労 動は、有害◦無益と知るべし、(高所を徐々に登降す るは極めてよし、) 冬時は運動、夏時より多かるべし、 寒国に住する人は、殊に夛く運動すべし、湿地に 住する人また然り 午後には餘り運動すべからず、朝夕を以て最良 と為ずなり、  坐業の中、讀書寫字等 ̄ハ専ら精神を使役す、故に  勤敏の間、放学運動は勿論、時々快樂して精神  を養ふべし、西国の学校には、キ゚ムナスチーキ【左傍線】  といひて、踊躍動作を学ふの場所ありて、毎日  児童をして、一定時間、身体を動 ̄カさしむるの制  度あり、