翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

養生七不可 1巻 - 翻刻

養生七不可 1巻 - ページ 20

ページ: 20

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 心苦し因て梓に刻し家に蔵して  其贈らむと思ふ人々の数に足らしむる  まてなり      小詩僊堂主翁著 附録  我杉田の師翁ことし仲秋の頃もとづき給ふ事有  て七不可(しちふか)といふ小冊を綴(つヾ)り其児孫及ひ小子が輩に  授(さづ)け給ひぬこれみな世の教戒【左ルビ「おしへいましめ」】となるの要訓にして  われ人此七戒を持(たも)ち勤(つと)めば常に心の守となり  種々の病魔(びやうま)を免(のが)れ百年(もゝとせ)の寿齢を保(たも)つ利益(りやく)  を得むこと深かるべし余もまた人家 疾病(しつへい)  あるごとに三 厄(やく)あることを常に歎(なげ)き憂(うれう)る事  あり既に病家三不 治(ち)と云小冊を筆し置たり