翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

養生七不可 1巻 - 翻刻

養生七不可 1巻 - ページ 6

ページ: 6

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 是蒙昧【左ルビ「くらき」】より天寿を損の一つとなるなり 明-日 ̄ノ是 ̄ハ不_レ可_二慮-念_一 ̄フ  明日はしられず大凡成と成らざるは賢愚に  よらず予(あらかしめ)め知るゝ物なり然るに成(な)ることを  なし得ず成らざることを強てなさんと  はかり無益に思ひを労し心中少時も  安からず徒に怏鬱【左ルビ「うつたい」】して日々に快事(こゝろよき)を  しらざる人あり是また蒙昧より天寿を損  るの一つなり此二事を明らめ得ざれば  百病を生るの因となるなり是を明らむる大  要は他なし唯決断にあり 飲 ̄ト与_レ ̄ハ食不_レ可_二過度_一 ̄ス  飲食の二つは其品を賞し其味を楽しむ  為にあらず唯是を以て一身を養ふ為に  飲み食ふものなりされば饑飽【左ルビ「うゑあき」】によりて  気力に強弱を見(あら)はすこと其 著(いちじる)しき正拠  なり如何となれば飲食一度腹中に入て自然  の力を以て是を消化し其度宜しき