翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

養生七不可 1巻 - 翻刻

養生七不可 1巻 - ページ 7

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 時は清潔【左ルビ「きよくきよき」】の血液を生じ能一身を養ひ  種々の妙用を便ず旧物(ふるきもの)は棄り新物は  養ふこと人々自然に受得る所なり《割書:其理後|に説》  若度に過る時は養に剰(あまり)余ありその  余る所の物ぜん〳〵に穢物【左ルビ「けがらはしきもの」】となり終には病を  生るの因【左ルビ「もと」】となる古人も守_レ ̄ハ口如_レ瓶と箴(いましめ)たり  故に飲食は度に応するをよしとす《割書:其度に有余|不足なきを》  《割書:貴といへとも少し不足なるは|益あり有余なるは害あり》 非_レ正物不_レ可_二苟 ̄モ食_一 ̄フ  食は五味の調和を賞すといへども食に対して  品数(しなかず)多く交(まじ)へ食ふべからす椀中にては其品  別なりといへども胃中に下るときは混して  一となり消化して不潔【左ルビ「きよからぬ」】の血液を生す譬へば  五色の間【左ルビ「まじり」】して何の色とも名くべからざるが如し  殊に饐餲(いあい)【左ルビ「すゑあざれ」】せる物魚鳥の肉不鮮【左ルビ「あたらしくなき」】の物最食ふ  べからず是また化して不潔の血液となる共に  病を生るの因となる唯新鮮【左ルビ「あたらしくあざらけき」】にして品数  少く食ふをよしとす