翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

養生七不可 1巻 - 翻刻

養生七不可 1巻 - ページ 9

ページ: 9

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 の法なり総て病の治するは自然にして  薬は其力の足らざる所を助るものなり  西洋【左ルビ「おらんだ」】の人は自然は体中の一大良医にして  薬は其輔佐【左ルビ「たすけ」】なりとも説りかくあることを  弁へず少の事にも薬を服するは其益  少くして其害多し殊に持薬は意ある  ベきことなり仮初にも腹中に入たる物  は再ひ取去りがたきは勿論なり瑣細(ささい)【左ルビ「わづか」】の  物にても知べし鼠(ねずみ)蝮蛇(まむし)の類ひ人を  損傷すといふは微細なる歯を以て人の  肉を咬み螫(さす)なりしかある時は其毒気血に  従ひて流行し散蔓【左ルビ「ちりひろがり」】し大毒となり動(やゝも)  すれば命を失ふに至る薬も亦然り譬ひ  一丸【左ルビ「ひとつぶ」】一刀圭【左ルビ「ひとさし」】にても効力ある薬を軽卒【左ルビ「かるはづみ」】には  服すべからず恐るべきは此物なり其法に  合はざるときは害あるがゆゑなり 頼_二 ̄テ壮-実_一 ̄ヲ不_レ可_レ過_レ房 ̄ヲ  人の精水は生涯其量【左ルビ「ほど」】の定りたるもには