翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

こけぬ津え - 翻刻

こけぬ津え - ページ 11

ページ: 11

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【右丁 白紙】 【左丁】 こけぬつえ上      平安  山口重匡 著 上古(でうこ)の人は天理(てんり)にしたがひ自然(しぜん)に任(まか)する故に齢(よはひ)長(ながふ) して病者(やむもの)すくなくやゝ其後にいたり病者有りと いへどもいまだ医薬(いやく)の事なきが故に僅(わづか)に咒(まじなひ)などにて 病苦(びよふく)を逃(のが)るゝ事 多(おゝ)かりしとなん降(くだ)りて中世(ちうせい)に いたり病者(びよふしや)多きにより漢土(もろこし)より医書(いしよ)わたり種々(しゆ〴〵) の医療 行(おこな)はるといへども後世(こうせい)ほど病者 多(おゝ)くなる事 是いかなる故ぞといふに皆これ養生(よふぜう)を不守(まもらざる)が故也此 養生の道を守るときは天理にしたがふが故に無病(むびよふ) 壮実(そうじつ)にして而も長寿(てうじゆ)に養生をまもらざる時は陰陽(いんよふ)