翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

こけぬ津え - 翻刻

こけぬ津え - ページ 17

ページ: 17

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【右丁】 云に此不落の理は地球中の真中(まんなか)に地心と いふもの有りて四方の物を其地心へ引く気を そなへたるものゆゑ此地心の一気(いつき)にて上下 左右の物落る事なし其故は日本も北極(ほつきよく)の 度数(どすう)にて見る時は余程(よほど)北へ下りたる所(ところ)なれ ども地上の物の北へ落る事なきは是地心の 一気にて落さる事を知るべし今左に これを図(づ)す  地の天中に有て   万物地心をさして  不落の図      落ゆくの図 【左丁】 【小さな同心円を持った大きな円が上下に二つ描かれている。其中に書かれた文字】       上     天                  天                        【注】 上      地心      上          地心       上 【注 「注」の文字の位置から時計回りに】 地球之一回一万六千二百里 地の円きをいふときは舟(ふね)にて外海(そとうみ)へ出て渺々(ひよふ〳〵)と して限(かぎ)りなき海上(かいせう)にして四方を見るにものなし 然るをはしり走(は)するときは終(つい)に山を見出すが