翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

砦艸 - 翻刻

砦艸 - ページ 23

ページ: 23

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をはかるべし地(ち)を堀(ほり)て穴(あな)をなし暁天(けうてん)色(いろ)を弁(べん)ず る時に穴(あな)に入て目(め)を地(ち)際(さい)【左ルビ:きわ】にあてゝ望(のぞ)めは気(き)あり て煙(けぶり)のごとく上(のぼ)るは水気(すいき)にて水の出(いづ)る所にみて有(あれ) また気(き)を望(のぞ)むは城邑(しようゆう)家(いへ)立(たち)の所にては見(み)ゆべから ず地を堀(ほ)ること三尺 広(ひろ)さは心のまゝなり銅(あかゞね)錫(すゞ)の 盤(ばん)に油(あぶら)をうすく一 面(めん)にぬりて穴(あな)の中に入て一二 寸は地(ち)よりすきめあるほどに木(き)にてすかし うへにはわらをかけ蓋(おほ)ひまたそのうへに土(つち)を おほひ一日を過(すぎ)て見(み)るに盤(ばん)の底(そこ)に水気(すいき)有(あり)て 露(つゆ)を持(もち)たらんは則(すなは)ち泉(いづみ)なり又 陶家(とうか)にちかき所 ならは瓶(つるべ)瓦(かはら)にて銅錫(とうしやく)の通(とふ)りにして試(こゝろ)むる事 もありと泰西水法(たいせいすいはう)といふ書(しよ)に見へたり 【上部欄外】 たくはへ 【本文】 大軍(たいぐん)大衆(たいしゆ)を動(うごか)す時 用意(ようい)なくては叶(かな)はぬものは  艾(もぐさ) 備急円(びきうえん) 広東人参(かんとうにんじん) 桃花散(とうくわさん)  万病解毒丸(まんびようげどくぐはん) 突目(つきめ)の薬(くすり) 馬(むま)の薬(くすり) 別(べつ)しても解毒丸(げどくぐはん)は万病(まんびよう)によろしき故(ゆへ)たやす