翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

砦艸 - 翻刻

砦艸 - ページ 24

ページ: 24

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べからず 【上部欄外】 解毒 【本文】 万病解毒丸(まんびようげどくぐはん) 諸毒(しよどく)を解(げ)し諸瘡(しよさう)を療(いや)し 骨節(ほねふし)の不(ふ)めぐりを利(り)し百病を治(ぢ)し死(し)を おこし生(せい)をめくらす功能(かうのう)悉(こと〳〵)ぐ述(のぶ)べからず凡(およそ)居家(きよか) 遠行(えんかう)は勿論(もちろん)兵(へい)をやり衆(しゆ)を動(うごか)す此 薬(くすり)なくんば あるべからず 一名 紫金丹(しきんたん)一名 玉樞丹(きよくすうたん)  三慈姑(さんしこ)二両 五倍子(ごばいし)同 続随子(ぞくずいし)一両  大戟(たいげき)一両半 麝香(しやかう)三銭 端午(たんご)七夕(しつせき)重陽(てうよう)あるひは天徳(てんとく)月徳(ぐわつとく)黄道(わうだう)上吉日 を以て斎戒(さいかい)盛服(せいふく)し精心(せいしん)にて薬を末(まつ)【左ルビ:こ】として よく篩(ふる)ひ糯米(もちこめ)のとり湯(ゆ)に和(くわ)し臼(うす)に入て杵(つく)と 千下(せんか)す一 錠(でう)の重(おも)さ一匁に丸して病の重き者 には度々もちひて二三 行(かう)の下利(げり)をとるをよ しとす後は温粥(あたゝかなるかゆ)にて補(おきな)ふ 凡一切の飲食(いんしよく)の毒薬(どくやく)毒蠱(どくこ)毒瘴気(どくしようき)河豚(ふぐ)の毒(どく) 土菌(きのこ)死牛馬(おちたるうしむま)の肉(にく)を食して毒(どく)にあたりたる