翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

砦艸 - 翻刻

砦艸 - ページ 41

ページ: 41

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【上部欄外】 まめ 【本文】 豆のいてきいたむに煙草(たばこ)の吹(ふき)からを飯(めし)のりにまじ へ傅(つく)る馬鞍瘡(のりきり)にもよし又 豆(まめ)には畠(はたけ)に生する 半夏(へぶす)の根(ね)をくだき傅(つく)る又 豆(まめ)の出るを防(ふせぐ)は蕃(とう) 椒(からし)もすりつくる又 艾葉(よもぎのは)を敷(しく)もよし草(くさ)臥(むれ)て 歩行(ほかう)成(なり)がたきには塩(しほ)を足心(そくしん)にもみ傅(つく)へし 【上部欄外】 やけど 【本文】 湯火傷(やけど)水に入るゝ事なかれ流(なが)しかけるはよし糞(ふん) 中え入るか又はつけるもよし《割書:糞(ふん)は毒(どく)を能(よく)解(げ)すものなり|食毒にも用ゆ菌(くさびら)の毒に》 《割書:あたりて死になんとせしに用て活(いき)たる事 古記(こき)に載(のせ)たりまた馬は|息合(いきあひ)に少々用て妙なり只けがれをはゞかるにこそ用ひかたし》 又 杉(すぎ)の葉(は)黒焼(くろやき)にして鉄漿(おはぐろ)に和(くわ)し傅(つける)又 石膏(せきかう) 粉(こ)にして胡麻(ごま)の油(あぶら)に和(くわ)し傅(つける)飯(めし)を黒焼(くろやき)にして 油(あぶら)に和(くわ)し傅(つけ)る又胡瓜(きうり)細(こまか)に搗(つき)てぬる亦 人家(じんか)の 土腐(どぶ)《割書:セチ|トブ》の下水(げすい)を取(とつ)てつける又 湯中(ゆのなか)に熱灰(あつはい)を 入て其うわ水にて洗(あら)ふ又 馬糞(ばふん)を水にとき つける妙(めう)也やけどは急(きう)に治(ぢ)する時は引(ひき)つりて 悪(あし)く故(ゆえ)に油(あぶら)にてゆるむるの手当(てあて)なり玉子(たまご) の白(しろ)みに黄栢(わうばく)の粉(こ)を和(くわ)してつける亦 砂糖(さとう)も