翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

砦艸 - 翻刻

砦艸 - ページ 45

ページ: 45

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あたゝめすして早く火に近付(ちかつけ)る時は冷気(れいき)と 火気と争(あらそ)ひて必(かならす)死と也冬月 溺水(てきすい)して衣服(いふく) も凍(こゝほ)り少も人事なくとも但 胸下(むなした)微(すこし)温(あたゝか)ならは 救(すく)ふ事なるへしもし微笑(びせう)する姿(すかた)あらは早く 其口 鼻(はな)を掩(おほ)ふへし笑(わら)ひて不正ものは救(すく)ふ事 あたはす又 俄(にはか)にあはてゝ火に近(ちかづ)くへからす火を 見る時は大笑(たいせう)して救(すく)ふへからす 凍死(とうし)既(すで)に救得(すくひえ)たる時は生姜(しようか)皮(かは)とも搗(つき)くたき 陳皮(ちんひ)こまかにして水三盃一盃に煎(せん)し温服(おんふく)す 【上部欄外】 魘死 【本文】 魘死(えんし)睡中(すいちう)に忽然(こつせん)として死する也皆 中悪(ちうあく)とす 韮(にら)の葉(は)の心(しん)を以男子は左女は右の鼻(はな)の内に刺(さし) 入る事六七寸なれは目 開(ひら)き血出る時は即(すなはち)よみかへ る又 上唇内(うはくちひる)に粟(あは)米粒(こめつぶ)ほとの出来物(できもの)あらばかゝげ 破(やぶ)るへし又上 醋(す)を綿(わた)にしめして鼻中(びちう)にしぼり 其両手を提(にぎ)り驚(おどろ)かしむる事なかれ亦 臍中(さいちう)に 灸する事百 壮(さう)鼻中(びちう)に皀角(さいかち)末(まつ)を吹入る或は