翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

食品国歌 2巻 - 翻刻

食品国歌 2巻 - ページ 27

ページ: 27

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橘(かうし)よく肺(はい)を潤(うるほ)し痰(たん)を化(くは)し胸(むね)をひらゐて渇(かつ)を治(ち)すなり 仏手橘(ふしゆかん)の気(き)を下(くた)しては痰(たん)を化(くは)し咳嗽(かいそう)心下(しんけ)気痛(きつう)おは治(ち)す 金橘(きんかん)の酒毒(しゆとく)を解(け)して気(き)を下(くた)し胸(むね)をひらゐて渇(かつ)をとゝむる 柚(ゆ)の性(せう)は食(しよく)を消(せう)して酒(さけ)を解(け)し腸胃(てうゐ)の中(うち)の悪気(あくき)さる也 木橙(たい〳〵)の気(き)を下(くた)しては積(しやく)を治(ち)し疝気(せんき)を逐(お)ふて虫(むし)を殺(ころ)する 蜜橝(くねんほ)は酒毒(しゆとく)魚毒(きよとく)をよく消(せう)し渇(かつ)をとゝめて胃(ゐ)おは潤(うるほ)す 錦茘枝(きんれいし)目(め)明(あき)らにして労(らう)を治(ち)し心(しん)を清(きよ)ふし邪熱(しやねつ)去(さる)也 茘子(なすひ)には寒熱(かんねつ)をさる功(こう)あれと妊婦(にんふ)虐疾(きやくしつ)禁食(きんしよく)と知(し)れ 胡瓜(きふり)よく熱(ねつ)を清(きよ)ふし渇(かつ)をとむ小児(せうに)病(ひやう)人 禁(いむ)かよろしゝ 冬瓜(かもふり)は水腫(すいしゆ)を除(のそ)き渇(かつ)をとめ癰腫(やうしゆ)熱毒(ねつとく)胸満(きやうまん)を治(ち)す 越瓜(あさふり)の気(き)を下(くた)しては中(うち)を化(くは)し脾胃(ひゐ)をひらゐて消渇(せうかつ)を治(ち)す 糸瓜(へちま)よく経絡(けいらく)血(ち)おは行(めく)らして痰喘(たんせん)瘡毒(そうとく)消(せう)すると知(し) ̄レ