翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

食品国歌 2巻 - 翻刻

食品国歌 2巻 - ページ 28

ページ: 28

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瓠蓄(かんひやう)は熱(ねつ)を消(せう)して水(みつ)を利(り)し病(ひやう)人 食(く)ふて害(かい)はなきもの 南瓜(ほしふし)は中(うち)を補(おきな)ふ能(のふ)あれと黄疽(おうそ)脚気(かつけ)をやらも発(はつ)する 番南瓜(かほちや)能(のふ)略(ほゝ)ほうふうとひとしくて過(すき)て嗜(たし)むは悪(あしき)とそ知(し) ̄レ 阿古多宇利(あこたうり)諸瓜(しよくは)の中(うち)にて性(せう)あしゝ虚(きよ)人 病(ひやう)人 食(くら)ふへからす 甜瓜(まくはふり)目を暮らして下痢(けり)をなす多(おほ)く食(くら)へは脚気(かつけ)患(うれう)る 西瓜(すいくは)よく酒毒(しゆとく)を解(け)して渇(かつ)をとめ暑熱(しよねつ)消(せう)して水気(すいき)利(り)す也   菌部(くさひらのふ) 松蕈(まつたけ)の久痢(きうり)をとゝむ能(のふ)あれと小児(せうに)病(ひやう)人 禁(いむ)かよろし 香蕈(しいたけ)は風(かせ)おそ去(さ)りて血(ち)を破(やふ)る病(ひやう)人 更(さら)に食(くら)ふへからす 葛花菜(へにたけ)は春(はる)いつるもの毒(とく)はなし酒積(しゆしやく)をまさに消(せう)すとそ云(いふ) 紫蕈(はつたけ)の血(ち)を破(やふ)りてそ風(かせ)をさる椎茸(しいたけ)に能(のふ)同(おな)しこと也