翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

食品国歌 2巻 - 翻刻

食品国歌 2巻 - ページ 36

ページ: 36

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鶄(あを)■(さき)【とりへんの左に荘】は性(せう)無毒(むとく)にて汗(あせ)をとめ小水(せうすい)をよく利(り)するとそ知(し)れ 臥鳥(こいさき)は盗汗(ねあせ)を治(ち)するはかりなり鷺(さき)のうちにて能(のふ)そ少(すくな)し 《振り仮名:朱鷺|とき|とうからす》の能(のふ)帯下(たいけ)崩漏(ほうろう)よく治(おさ)め婦人(ふしん)血症(けつせう)すへてよろしゝ 鴎(かもめ)には毒(とく)もなふして邪(しや)を除(のそ)きよく躁渇(そうかつ)を治(ち)するもの也 鸕鷀(う)は鼓脹(こてう)水道(すいとう)を利(り)し膈(かく)を治(ち)す骨鯁(ほねぬき)に又 妙薬(めうやく)と知(し) ̄レ 方目(はん)は実(けに)渇(かつ)をとゝむる能(のふ)あれは夏月(かけつ)は更(さら)に嗜(たしみ)てそよき 鸊鷉(かいつむり)中(うち)補(おきな)ふて気(き)おはまし積熱(しやくねつ)酒毒(しゆとく)解(け)するものなり 慈鳥(さとからす)労(らう)を補(おきな)ひ痩(やせ)を治(ち)し咳嗽(かいそう)骨蒸(こつせう)羸弱(るいしやく)に妙(みやう) 烏鴉(やまからす)労痩(らうそう)咳嗽(せき)をよく治(おさ)め小児(せうに)癇症(かんせう)殺虫(さつちう)によし 嚵鳥(かわからす)よく噎膈(いつかく)に効(こう)ありて小児(せうに)食(くら)へは五疳(こかん)おは治(ち)す 鳶(とひ)の能(のふ)癲癇(てんかん)によく功(こう)ありて目珠(もくしゆ)は更(さら)に盲(もう)を治(ち)す也 猫頭鷹(みゝつく)はたゝ虐疾(きやくしつ)を治(ち)すれとも効能(こうのふ)外(ほか)になきものと知(し) ̄レ