翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

食品国歌 2巻 - 翻刻

食品国歌 2巻 - ページ 43

ページ: 43

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鯉(こい)はよく水腫(すいしゆ)を利(り)して乳(ち)を通(つう)す風熱病(ふうねつひやう)にあしきとそ知(し) ̄レ 女鯉(にこい)また水気(すいき)をさりて気(き)を下(くた)し肝気(かんき)治(おさ)めて膿(うみ)を発(はつ)する 鯽魚(ふな)はよく中(うち)調(とゝの)へて胃(ゐ)おは化(くは)し湿痢(しつり)の人は鱠(なます)にて餌(く)へ 江鯽(ゑふな)をは病人(ひやうにん)食(く)らひ害(かい)もなく又(また)功(こう)もなきものとこそ知(し)れ 海鯽(たなこ)     能毒未詳 鰷魚(はへ)のよく冷瀉(れいしや)をとゝめ水(みつ)を利(り)し脾胃(ひゐ)養(やしな)ふて疳疾(かんしつ)も治(ち)す 香魚(あゆ)はたゝ臓(そう)を安(やすふ)し筋(すし)を利(り)し堕胎(たたい)をすれは妊婦(にんふ)禁(いむ)へし 鰱魚(もろこ)能(のふ)中(うち)温(あたゝ)めて気(き)をませと多(おほ)く食(くら)へは熱(ねつ)を発(はつ)する 黄顙魚(きゝ)はよく酒毒(しゆとく)を醒(さま)し水(みつ)を利(り)し瘰癧(るいれき)およひ悪瘡(あくそう)を治(ち)す 加末豆加(かまつか)は性(せう)平(へい)にして毒(とく)もなし病(ひやう)人 食(くら)ふて害(かい)はあるまし 鰣魚(はす)はよく虚労(きよらう)を治(ち)すと聞(きく)はかり効能(こうのふ)外になきものとこそ 話打革(わたか)     能毒未詳