翻刻!料理本の世界

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料理秘伝抄 - 翻刻

料理秘伝抄 - ページ 10

ページ: 10

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汁をかけ出す也『きしやき』とうふをちいさく切しほを付うち くへてやく也『しきやき』なすひをゆてよき頃に切くしにさし さんせうみそを付けやく也『やき竹のこ』竹の子のふしをぬき中 ゑかまほこたまこまろにして入かは共にやきて切かまほこの塩 からめにして吉『いりやき』かもお大きにつくりたまりかけをきて かはをいり身をはさみ入なへにて一まいならひにやく也あまりしる なくはかけをきたるたまりすこしいるへきなり    第四吸物之部 『うの花』いかのせのかたをすちかい十文字にこまかに切かけ又大さ よき頃に切はなしゆにをしてつまにのりなと入【、】たし【、】にかけ おをとし【、】ふかせ【吹かせ、】すい合いたし候也『みのに』たまこをあけしやくし にてうけくたけしをにへゆへ入候是もつま色々汁同前『このわた』 よき頃に切うすみそにたしを入ふき立候時わたを入すい合其まゝ 出し候也『まつたけ汁』こしゆにてさは〳〵といりさかけのなき時はしろ 水をさしたしたまりくはへふかせ候てすい合出し候すい口ゆに きり其まゝ入て吉    第五料理酒之部 『玉子酒』玉子をあけひやさけを少つゝ入よくときてしほを少 入かんをして出し候也たまこ一つにさけをりべに三はい入よし 『いも酒』山のいものいかにも白きをこまかにをろして是もひや酒 にてよく〳〵ときのへしほ少入間のよきまてかきまはしてよし 『はとさけ』はとをよくたゝきてさけにてときみそを少なべに入 きつねいろにいりつけてはともさけも入吉さんせうのこか【山椒の粉か、】こせう のこか【胡椒の粉か、】わさひなと【山葵など】少いれ吉しやうゆうにてもいり付候『はふしさけ』 きじのはの中のふしゟさきをこまかにたゝきしほ少入いりて 右之からみ何にても入さけをよきかんにして出し候也身を くひ申時はしやうゆう少くはへ吉『ねり酒』たまこに白 さたうを入ひゑさけにてよく〳〵ねり合かんをいたし候也