翻刻!料理本の世界

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料理秘伝抄 - 翻刻

料理秘伝抄 - ページ 11

ページ: 11

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『しやうかさけ』みそにしやうかをろしすりつけいりてさけを入 かんをいたし候しやう斗も入也みそさけはみそ斗いるゝ也 『あまさけはやつくり』たうみやうし一升をゆにてあらひあけ をきこうし一升水一升五合よくすりてすいのうにてこ しなべにいれとろ〳〵とねり候へは時のまによく成申候白さたう入よし    第六さかなの部 『たまこふわ〳〵』たまこをあけて玉このかさ三分一たしたまり いりさけを入よくふかせて出し候かたく候へは悪候いなのうす鳥 のもゝけなと入候へはのふすま【野衾】ともいふ『まきかまほこ』たまこの ふのやきにかまほこを付其上にあらめをならべきり〳〵とま きうへをゆひしほ少入ゆて候て切申也『まきするめ』するめをあら い【洗い】くすのこ【葛の粉】を少ふりまき候てわらにてゆひ【藁にて結ひ】ゆにをしさまし切なり 『たゝきするめ』そとあふり候ていたの上にてよくたゝきむし□わり也 『さけのなまひ』生さけをだてにさめかいもちのことく切しほ水に【文章が続きそうだがここで終わっている。落丁しているかもしれない】    《題:料理秘伝抄》     第七鱠之部 『れうり鱠』鯛さゝい【栄螺】きすこ【鱚(きすご)】かれい【鰈】こゑひ【小海老】なといろ〳〵入おろしなと くはへ仕候いつれもなますはせん【膳】を出し様にあへ候て吉しほかけん大事也 しほは一度入候てよき様に分別有へし二度三度入候ては悪候けんはいろ〳〵 其時分の物つくり次第をくへし『鳥鱠』何もつくり鳥斗すにて いためそのゝちたい其外も入あへ候て出しわたひくはへてよし 『かんさう鱠』きすこさよりかれいゑいいかなといろ〳〵つくりませ 候事也是はすしほかけんしてあへけん斗置へき也『沖鱠』あち【鯵】いな【ボラの幼魚】なとをまろにつくりたてをあら〳〵とき入候をきふ也さは【鯖】も よしたい其外魚にても仕候しほかけん大事也『こいの煮付け鱠』こいを 三まいにおろしみをうすくへきかはをのけほそくつくりやかていり たる子をつけて吉おそく候へは付かね申候さていり酒にすを