翻刻
さんせうのはきざみ入てよし
『あをあへ』いりこをよくゆにして
たしたまりにてよくに候てあを
まめをすりしほかけんしてあへ候
第八指身之部
『しもふり』たいをおろしよきころ
にきとりにえゆに入しらみた
る時あけひやしつくりたゝみ候
事也いりさけ吉からしなど置
『かきたい』たいを三まいにおろし
こそけてかさねもり候いりさ
け吉からしをくけんはよりかつほ
くねんほみかんきんかんよし【鯛をおろしこそげ切りして重ねたものを「かきだい(掻鯛)」という、料理物語にあり】
『小川たゝき』生かつほおろしよく
たゝきすきいたにつけにゑゆを
かけしらめてつくりたゝみ候右之か
きたいにもり合吉こいにても仕候
同いりさけ『すゝき』あをすしや
うがす吉『生がつほとさはら』いり
さけしやうがす吉『くしら』うす
くつくりにゑゆをかけさんせう
みそす『ふか』かはをひきつくりて
にゑゆをかけよくしらめてしや
うかすにて吉さつとゆかきて吉
『さめ』同前『こち』かはをはきうす
くつくりてしやうかすいり酒たて
すにても『あんかう』しらめてしや
うがす『こいとふなとあゆ』いり酒