翻刻
にふかせ出し様に入其まゝもる事也あわひいかも吉『しゆんかん』竹の子
をよくゆに
して色々に切あわひ小鳥かまほこたいらきたまこふのや
きわらひさからめ右之内を入たし
にたまりにてに候て吉又竹の子の
ふしをぬきかまほこを中へ入に候て切入も有『のつへいとう』かもをいり
鳥のことくつくりたしたまりにてにるにへ立候時かげんすい合うどんの
こたしにてときねはるほとさしにえ立候時出し候ぼとしぎ【山鴫の別名】などもう
つらも『生かは』かんにても鴨にてもかはをはきつくりすをはしらかし二
へんかけて置又みをつくりすを一へんかけてしたみたしたまりかけん
してにえ立候時すい合鳥を入其まゝ出し候うはをきせり其外つくり
次第也たいのそほろ白め置て吉『せんは』こ鳥にても大鳥にてもたしにか
けを少おとして吉『にひたし』ふなを白やきにしてたしたまりにてに
申事也『とうふ』ふわ〳〵たしたまりにて一あわ二あわに候てはや出し候
『れうりたうふは』ねりみそにたしくはへ吉うはおき花かつほくりしや
うかくろこまくるみなとをきて吉『ひはりころばかし』中へたまこかまほこ
入吉とうふたまことうふをすりくちなしにてうすくそめくすのこを少くはへ
たしたまりにてたまこのふわ〳〵のことくしていたし候ほんたまこのこ
とく也『ふなのこゝり』たれみそにかけをおとしほねのやはらかに成□
に申候て風ふきにおき候へは一時のまにこゝり候夏はところてんのくさくはへ
『ふののつへいとう』ふをあぶらにてあげ大きに切かものれうりのごとく吉
『ゆで鳥』ほね共にたしたまりにて久敷に申候いり鳥かもをつくり先かは?を
いりてのち身を入いりたしたまりかけんしてに申候いりさけもくはふ事有
せり【芹】ねふか【根深、葱】くき立【アブラナ】なと入吉すい口わさひゆよし
第十後段之部
『うどん』こいかほど打申候ともしほかげん夏はしほ一升に水三升入冬は五升入
てしほ水にてかけんよき程にこねうすにてよくつかせ置よきころに
いかにもうつくしくひきめなき様によく丸め候てひつに入布をしめし
ふたにして風のひかぬ様にして置一つゝ取出し打て吉ゆてかけんはくひ候て
み申候汁はにぬき又たれみそ吉こせう梅『けいらん』もちこめ六分う