翻刻!料理本の世界

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料理秘伝抄 - 翻刻

料理秘伝抄 - ページ 8

ページ: 8

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かわ入吉仕立やうはふくたうのことく『あんかう汁は』かはをはきをろし きりてかはおもみをも【皮をも身をも】にへゆゑ入【煮え湯ヘ入】しらみたる時あけて水にて ひやし其後さけをかけをくみそ汁にゑ立候時うをゝ 入とふをさししほかけんすい合出し候也又すましの時は たし斗にかけも少をとし候此時はうはをきさくしたいに入 『とせう汁』中みそにたしをくはへよくに申候とふをさして 吉つまはこほう大こん其外色々但久しくたき候てはみそのあち 悪候さ候へはあたらしきみそをたてさし候て出しよき者也いつれも みそをかうして【濾して?】久敷に申す也しまには此こゝろもち入る也すいくち さんせうのこ同葉『鶴の汁は』たしにほねを入せんしさしみそ にて仕立候さしかけん大事也つまは其時のけいふつ吉きのこは いかほと数入候ても吉何時もすちをおくすい口わさひゆ【山葵、柚】又 はしめゟ中みそにてもしたて候すましにも『白鳥汁』 中みそにて仕立候又すましにもつまは時分の物也つくり次第入 『かはいりは』かんにてもかもにてもかはをいりだしを入ほねをせんし 生たれ少さして身を入しほかけんすい合出し候是もつまは時 分の物惣別【、】木のこは鳥汁にいつも入候て吉すい口はさひゆ【山葵、柚】吉 『あをかちは』きしのわたをたゝきみそを少入なべに入きつね色程 に成まていりなへをすゝきさてたしを入にゑ立次第鳥を 入しほかけんすい合出し候也いりかげん大事也霜雪正月の事 『山かけは』たしに生たれをくわへきしを入仕立候つまは山のいも のりあをむきにても有したいに入【、】いれすしても【入れずしても】くるしからす 『ひしほいり』うすみそにたしをくわへきしを入仕立候山のいも【、】の り【海苔】なと入て仕候『なんはんれうりは』には鳥のけをひき【、】かしら【頭】あし【足】 とじり【戸尻】を切あらいなべに入大こんを大きに切入水をひた〳〵ゟ上に 入大こんいかにもやはらかになる迄たく【、】さて鳥をあけこま かにむしり本の汁へかけをおとし又大こんをにてすいあはせ 出し候時鳥を入さかしほ吉すい口にんにく其外いろ〳〵