伊那市×みんなで翻刻

コレクション: 内藤家資料 (1) 2

藩翰譜(五) - 翻刻

藩翰譜(五) - ページ 56

ページ: 56

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【右丁】 長茂して守らせらるゝ事十二年の十月にいたつて かれか主人康成に賜ふ十八年の秋関東へうつらせ たまひし時初て 御家人になさる下総国にして 所領の地を賜ふ《割書:三千|石》関か原の戦に海道の御供して せめ上る《割書:遊軍|たり》明れは慶長六年 上野国伊勢崎の 地を賜る《割書:一万|石》今年十月十二日大御所伏見を御首途 あつて関東に 下らせたまふ時長茂等此所の城番 を仰下さる長茂とし七十四同き慶長十七年に卒す 嫡子摂津守重種父につく大坂前後の戦に将軍家の 先陣して首十九きつて献る明れは元和二年 【左丁】 所領くはへられ越後国にうつり《割書:二万|石》同き六年同国 二条の城を賜て移る《割書:二万三千|石を領す》同き八年大坂の城番に なつてかしこを守り 正保四年 阿部備中守正次卒し てのちかりに此城鎮守の事を仰せ下さる《割書:権の御城代|といふ》 慶安二年の冬御ゆるしを蒙り同き四年三河国 刈屋の城に移《割書:二万三|千石》承応三年正月八日七十二歳にして 卒す嫡子藤助重昌世をはやうす嫡孫信濃守 重祥をよつきとし《割書:二万|石》二男平三郎重門に所領を わかつ《割書:三千|石》