翻刻!料理本の世界

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即席庖丁 - 翻刻

即席庖丁 - ページ 18

ページ: 18

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一 巻鯛巻はたしろ其外何魚にても片身卸にて骨をぬき   上身をさり其皮を塩水に漬しばらく置引き上て水をさりじん   じよのあんばいの身をつけて布にて巻蒸籠にてむす也     しんじよの傳 一 鴨隊ひらめの類魚の上身かた鯛のごとく庖丁にて能取摺鉢にて   能すりやまのいも玉子の白ミを入水に鰹節をかき入能ひたし   水だしにて身をのバし甘ミハみりん酒を煮かへして塩にて                           あんばい   いたし茶碗の蓋にて形取こしらへ大鍋湯を沢山入て仕上るなり     魚豆腐の傳 一 何魚にても仕様前同段にしてわくを拵へ布をしき  水ニて   しめし右のわくにて蒸なりおの〳〵火かげんに口傳あり     蛸やハらか煮の傳 一 蛸を大根にてよく〳〵たゝき白豆を入みりんしゆ一はいしやうゆ                            半ばい   水一はい入火のかげんハ火の上へわらばいをまきよく〳〵煮て                             煮上   るときに鍋  に土間におろししばらく置なり     蒲鉾ぼこの傳 一 鯛片身におろし上身をかきて取摺鉢にてよく〳〵すり玉子の白   ミ少しにみりん酒煮かへしさまし少し入塩にてあんばいする   なりいづれの魚にても仕様同段尤鯛ハ小鯛よろし     ぎせい豆腐の傳