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新世帯(さらぜたい) 春燈
諸道具(しよだうぐ)
見立(みたて)
諸道具の寄りて
はたらく
さらせたい
ぜにもつかはず
のらつきもせず
勧進元 神 之 棚 差添人 仏檀
東 方 西 方【最下段はあとまわし】
大関 火打箱 大関 寺うけ
関脇 米びつ 関脇 女房
小結 なべ釜 小結 錠鍵
前頭 たゝみ 前頭 戸障子
同 走り井 同 よぎふとん
同 丸あんど 同 ちやうちん
同 蚊帳 同 こたつやぐら
同 ほうき 同 のふれん
同 桶いかき 同 たらい
同 たばこ盆 同 茶吞茶わん
同 風呂敷 同 ふつきん
同 手ぬぐひ 同 ぞうきん
同 すみとり 同 火ばし
同 紙くずかご 同 とつくり
同 からかさ 同 せつた下駄
同 そろばん 同 かけすゞり
【最下段】
名のり ほこりはらひ
千はやふるきよめは是ぞ火うちばこ
をさまることはみだのてらうけ
女ぼうはどふしてみても米びつで
うへもやしなふしたもやしなふ
にたきしてはらをふくらすなべかまも
ぢやうまへなくば金ぎんがへる
戸しやうじのしまりも大事おきふしに
たゝみのとくを思ひみよかし
むつまじき夫婦の中はぬれどふし
ひるははしりでよるはねどころ
内とそとつとめる女夫中なれば
ちやうちんはとゝあんどんはかゝ
かやはたひとりでふせぐつはものそ
やぐらは火やらふとんたのんで
はきちぎるかたきほうきのむまれ性
さてものれんはじゆんさいなやつ
色もなくおなじ木竹の身なれども
おけはこしもとたらひ下女なり
一ばんにしやうざをするはたばこぼん
ちやのみぢやわんはやはり下タやくすいのうにのせて出らるゝはずかしさ
わしもしちやへ行がかなしい
手ぬぐひもうきかんなんをするときは
二度のつとめをするやぞうきん
すみとりがなくは手さきのまつくろけ
じやとて火がてゞはそまれもせず
すたるもの銭にする気のかどなるぞ
とくりとしあんしてさけものめ
あめふらばたとひはだしになるとても
なくてかなはぬからかさのとく
そんとくは此二タ品のこゝろへよ
けたをはづすないけおとしすな
【最後の囲み上段】
ぜんわん 火ばち
行 でばながたな 《割書:すりばちれん木|物ほしさほ竹》
かまど 《割書:くし箱はりさし|おはぐろつほ》
印刷 《割書:はんぞう長ばこ|打ばんよこつち》
司 まないし 《割書:はししやくし|》
めしびつ つ る べ
【中段】
をしいれ
頭 段ばしこ
たんす長持
屏風ふすま
取 はしご蔵かけ
肴戸だな
【下段】
みそおけ
世 どひんさら鉢
あぶらつほ
ちろりやくわん
話 醤油だる
十のう火ふき竹
しほつぼ
人 水ため手水鉢
くきおけ
【朱印あり】