翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

甘藷百珍 - 翻刻

甘藷百珍 - ページ 12

ページ: 12

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【右丁】    やき目を付小口切にす [三]紫菜巻(のりまき)いも 完(まる)にてむし皮(かは)を去(さ)り銅篩(かなすいのふ)にて    《割書:みそのかたごし|のごとく》濾(こ)し紫菜苔(あさくさのり)を展(のべ)その上へ厚(あつ)さ    一 分位(ぶくらい)にむらなく延(のば)し小口より巻て切なり [四]昆布巻(こんぶまき)いも 生にて擦(おろ)し麺(うとん)のこ少しはかり合せ    棒(ぼう)のごとくとりて上を極上の青昆布(あをこんふ)にて巻き    其上を竹籜(たけのかは)にて包(つゝ)み糸(いと)にて括(くゝ)り蒸(むす)なり 【左丁】 [五]板家氷霰(いたやのあられ)いも 生(なま)にて厚(あつ)さ一 分(ぶ)程(ほど)に小口よりきり    【円筒の図】此如き銅(あかゝね)にて作(つくり)たる打 抜(ぬき)の道具(とうく)にて押(おし)    切り丸き容(かたち)にとりて焙炉(ほいろ)に掛(かけ)て菓子(くわし)に用ゆ [六]御手洗(みたらし)いも 生にて擦(おろ)し麺粉(うとんこ)少し入れ金柑(きんかん)の    大さに取て蒸(むし)あげ青竹の串(くし)に五つ宛(づゝ)さし砂糖(さとう)    豆油(せうゆ)つけやきにする [七]茶巾(ちやきん)いも 蒸熟(むしあけ)て馬尾篩(すいのふ)にて濾(こ)し[十八]好(このみ)次(し)    第(たい)色(いろ)付 布帛(ぬのきれ)にて程(ほと)を究(きわ)め裹(つゝみ)て捻(ねぢ)る