翻刻
【右丁】
くに烹(た)き堅(かた)め◯此/位(くらい)に取/湯(すいもの)にも菓子(くわし)にも好(このみ)
次第(しだい)つかふ
[卅四]饅頭(まんぢう)いも 藷精(いものじん)に麪粉(うどんのこ)交(まぜ)溲(こね)合せ醴(あまさけ)にて展(のば)し
濾(こ)しいもに砂糖(さとう)入たるを餡(あん)にして饅頭(まんぢう)のとおり
にこしらへ焙炉(ほいろ)にかけるよくかわきたるを蒸(むす)なり
[卅五]水引(みずひき)いも 生にて竪(たて)に片(へぎ)て細(ほそ)く切中をくゝりて
焙炉(ほいろ)にかけるなり手ぎわ第一也
【左丁】
[卅二]新衣(しんころも)かけいも 生(なま)にて擦(おろ)し蒸(むし)てよろしく取(とり)○
麺粉(うとんのこ)に青粉(あをこ)合せ水にてとき豆油(せうゆ)少し入衣に
用ひ油にてあける
[卅三]シユブンいも [六十六]藷精(いものじん)を絹篩(きぬふるひ)にてふるひ糊(のり)の如(ごと)
くに烹(た)き堅(かた)め◯此/位(くらい)に取 湯(すいもの)にも菓子(くわし)にも
好次第 遣(つか)ふ
[卅四]饅頭(まんぢう)いも 藷精(いものじん)に麪粉(うどんのこ)交(まぜ)溲(こね)合せ醴(あまさけ)にて展(のば)し濾(こ)