翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

甘藷百珍 - 翻刻

甘藷百珍 - ページ 32

ページ: 32

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【右丁】      ほどにきり油にてあげ蓋茶甌(ふたぢやわん)に入/生豆油(きせうゆ)かけ      おろし蘿蔔(だいこん)上おきにていだす又/山葵(わさび)みその      敷(しき)みそもよろし [九十六]砂糖(さとう)いも  [六十六]藷精(いものじん)を絹篩(きぬぶるい)にてふるい石蜜未(みほりおろし)      等分(とうぶん)にあわせ杉箱(すぎばこ)に布(ぬの)をしき蒸(むす)なりかたちは      《振り仮名:崎陽|ながさき》の玉露糕(ぎよくろこう)のごとくにすべし [九十七]新制田楽(しんせいでんがく)いも [百十三]田(でん)がくいもの条下(ところ)にみへたり 【左丁】 [九十八]洗(あらい)いも 生にて竹制(たけさいく)の莱菔擦(だいこんおろし)にてをろしみづ      にて幾遍(なんべん)もさらし《振り仮名:鯰|なます》にても斟羹(しる)にても遣(つか)ふ      あぢ変(へん)じておもしろき調味なり [九十九]打込(うちこみ)いも 生にてをろし石砂糖(こほりさとう)とまぜ合せ竹(たけ)      のつゝの中へ小口を緊(しか)とくゝりむして竹をわり      中のみをいだし果子(くはし)につかふ     薯蕷汁(とろゝじる)いも [百]  薯蕷汁(やまのいもしる)いも 生にて擦(おろ)し薯蕷(やまのいも)と等分(とうぶん)にすり      まぜ未曽汁(みそしる)をよくたきて冷(さま)し置(おき)これにて展(のばし)