翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

甘藷百珍 - 翻刻

甘藷百珍 - ページ 35

ページ: 35

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[百十] 白羊羹(しろよふかん)いも 右よふかんいもの所に出たり [百十一]パスいも 栗子(くり) 木耳(きくらけ) 茨菰(くわい) 鳥肉(とり) 鮮肉(きりみ)     麩(ふ) 金栮(きんこ) 皮牛蒡(かはごぼう) 味(あぢ)つけ達矢汁(だししる)よきか     げんにし茶甌(ちやわん)にいれ○[六十六]藷精 水(みづ)にてこね     打展(うちのば)しちやわんの丸(まる)さにきり是(これ)にてふたを     してぢきに火(ひ)にかけ焼(やく) [百十二]月日(つきひ)いも大(おほ)きなるいもを生(なま)にて皮(かは)を剥(むき)小口     よりうすくへぎ丼鉢(どんぶりばち)に熱湯(にへゆ)をいれ其中へ浸(ひた)し     しばらくしてとり出し砂糖(さとう)味曽(みそ)をいれ編笠(あみがさ)     形(なり)に折(おる)なり又(また)梅味噌(むめみそ)を入るもよし       絶品 [百十三]田楽(でんがく)いも 生(なま)にて擦(おろ)し薄板(うすいた)の筥(はこ)に入(い)れ筥(はこ)倶(とも)に     蒸熟(むしあげ)切(きり)て串(くし)にさしそのまゝ味曽(みそ)をつけすこし     火にかけて焼(やき)てよし○味曽は木(き)の芽(め)醤(みそ) 山椒(さんせう)     醤(みそ) 山葵(わさび)味曽なと好みによるべし