翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

甘藷百珍 - 翻刻

甘藷百珍 - ページ 37

ページ: 37

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    △噄素(しやうじん)には鶏卵(たまご)をやまのいもにかへてよし [百十八]たぬき斟羹(じる) 生(なま)にてをろしつまみとり油にて     あげ牛蒡(ごぼう)削(さゝがき)入て醤汁(みそしる)にする也 擂山椒(すりさんせう)おく [百十九]いもとし 豆腐(とうふ) 生麩(なまぶ) 仏掌蕷(つくねいも) 三色すり     盆(ばち)にてよく擂(すり)○藷(いも)生にて擦(おろ)し汁(しる)を絞(しぼ)りとり     滓(かす)をもちひす其汁にて右の三色を斛(とき)玉子(たまご)の     代(かはり)に用(もち)ひて茶甌(ちやわん)むしなべ焼(やき)を制(こしらへ)加料(かやく)好(このみ)次第(しだい)     噄素(しやうじん)の茶(ちや)わんむし是(これ)を方(ほう)とす [百廿]いも麻腐(ごまとうふ) 白胡麻(しろごま)一合白 炒(いり)にして水に浸(つけ)雷(すり)     盆(ばち)に入 手(て)にて撚(もめ)ば皮(かは)とれる也 是(これ)を水にて淘(ゆり)麁(あら)     皮(かは)を去(さり)雷盆(すりばち)にて能(よく)擂(すり)[六十六]じん五 勺(しやく)水二合入て     とき馬尾篩(すいのう)にてこし糊(のり)のことく烹(た)き重箱に     入冷し切て遣生姜みそのしき味曽などよし     濃醤(こくしやう)には盌(わん)にもりてあとより汁(しる)を盛(もる)入べし     △核桃(くるみ)を剥(むき)熱(あつ)ゆに浸(つれ)皮(かは)を取(とり)よく擂(すり)て右の白(しろ)     胡麻(ごま)のかわりに入るを藷仕立(いもしたて)の核桃(くるみ)豆腐(とうふ)と     いふ