伊那市×みんなで翻刻

コレクション: 内藤家資料 (1) 2

藩翰譜(四・下) - 翻刻

藩翰譜(四・下) - ページ 36

ページ: 36

翻刻

【右丁】 賜ひ《割書:二万五|千石》延宝六年八月十六日致仕入道して宗是と号す 嫡子左京亮頼長早世して二男伊予守頼隆につきとせり 頼隆はしめ二男なれは別に将軍に召つかはれ寛文十三年 四月九日御扈従組の番頭と成て延宝六年の六月に至り そのゝち父のゆづりを請く 【左丁】     高木 主水正源正次先祖遠く只多田新発意満仲の後高木判官代 信光に出ッ其後あるひは尾張国にありあるひは三河国にある 中頃の先祖足利殿にしたかひ《割書:尊氏将軍|の時といふ》都に入て戦功をあらはし けれは勧賞として 末行の御太刀 をたまひ我家の珍宝 としてなかく嫡流の子孫につたへける 《割書:高木の惣領 弥次郎某|といひしもの 三河国》 《割書:碧海の郡 竹村に住す 慶長のはしめに死して|よつきたえぬれは 系図等も 紛失すといふ》正次の父主水清秀《割書:初|の》 《割書:名は善|三【ママ】郎》三河国碧海郡牧内の住人六郎左衛門尉定光か子 水野殿の家につかへ《割書:下野守|信元》尾張国知多郡小川にあり 清秀生年十六歳にして三河国刈屋の戦に 功名をきはめ