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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 103

ページ: 103

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 ひた〳〵に入 炭(すみ)火の上にて煮(に)申候 煮(に)汁  へり次第に右の合申汁を入皆に成  まで煮(に)申候 但(たゞし)煮(に)申内に 一 梅干(むめぼし)の肉(にく)《割書:すり| て少》一 梅仁(むめにん)《割書:皮を去| すりて少》 一 干(ひ)ざんせう《割書:湯(ゆ)につけ内のかくを取こまかに|きざみ少》  右三色は心次第にいか程成とも入申候扨能  炒(いり)かわかし能さましつほへ押(おし)つけ入置候    ○かずのこの早積(はやづけ) 一 数子(かすのこ)を布(ぬの)の袋(ふくろ)に入 流(なが)るゝ河(かは)水に積(つけ)  置候へは一日にて能つかり匂(にほ)ひ去(さり)歯切(はぎれ)よ  くふうみすぐれ申候かやうにいたし酒の  かすにつけたるもよし又桶に水一  はい入砂三分一 数子(かすのこ)にをしませつけ候へ  は一日一夜にて能つかり申 砂(すな)を能々洗  少も砂のなきやうにして料理に  つかひ申候    ○味噌汁(みそしる)塩(しほ)の取様 一何 魚(うを)の汁にても魚のしほ辛(から)きか  或はみその塩 辛(から)き時水にてのべれは  みそうすくなりいかんともせんかた  なき時 一つき申さぬ黒米のめし半の飯(めし)よりこ  わく強飯(こはいひ)の位(くらゐ)に焼(たき)茶袋(ちやぶくろ)ほどの布  袋へ入《割書:ル但七分め|》右みそ汁の中ヘ入一 煮(にえ)  ほど焼(たき)たつる塩の辛(から)み忽(たちまち)にとれて上々  の汁となる也 極秘伝(ごくひでん)なり但 客(きやく)来  給ひて急(きう)なる時は袋(ふくろ)をちいさくして  五ツも六ツもみそ汁(しる)入たる鍋(なべ)の中ヘ