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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 12

ページ: 12

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 の内一日に二 度(ど)三度つゝ手にてもみ合  上下へかきまはし暖(あたゝか)なる所ニ置申候  扨八日めにつぼへ入板にてふたをし其  上をしぶかみにて能 包(つゝみ)温気(うんき)の入不申  候様にいたし土に埋(うづみ)候来年六月 土用(どよう)の  内に口をあけ候豊後よりは甘(あまく)いろ  白きにごり酒なり     ○蒲萄酒(ぶどうしゆ)の方 一ぶどう一 粒(りう)つゝ押つぶし汁(しる)をよく  しぼりため鍋(なべ)へ入 炭(すみ)火の上にて一 沫(あは)  せんじ其後能さましひえ候時 消酎(しやうちう)  にてもあわもりにても三分一ほと加(くは)へ  申候ぶどうは酸(すき)も甘(あまき)もひとつニ仕候 一 龍眼肉(りうかんにく)上の皮(かは)を去消酎へひた〳〵に  つけ二七日も置候へはしやうゆのごとく出  申候其時 龍眼肉(りうがんにく)を取上布にてしぼ  りかすを捨(すて)申候右二色を心 次第(しだい)ニま  ぜ申候ちんたのごとくに成申候右のご  とく二色 別(べつ)々に壷(つぼ)に入置候へはい  つ迄もゐ申候     ○薯蕷(いも)酒の方 一 薯蕷(やまのいも)皮を去 厚(あつ)さ分半(ぶんなか)程に割(わり)  ■(いかき)【笟ヵ】へ入 鍋(なべ)に湯をわかし■【笟ヵ】なから  湯につけ温(あつ)き茶(ちや)二三ぶくたべ候ほ  ど置其まゝ上ケ雫(しづく)をたらし盆(ぼん)  にて能すりひえ候時酒を入ねり酒  のやうにのべとくりへ入置用のたび〳〵  かんをいたし候五日ほども持申候