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やはらかにむし能さまし候
一 糀(かうじ) 二升 一水 二升
かうじを水に浸(ひたし)能もみ洗(あらい)出しかすを
捨(すて)とをし候てこし食を入能かきまぜ
置申候右つねのごとく甘(あま)酒能出来候て
後桶の廻(まは)りに沫(あわ)立申候其時 炭(すみ)火
にて能煮申候白き沫(あは)たち申候時びぜん
陶(とくり)へ入ひやし申候能ひえ候時分に上ケ
候て置候へばいつ迄(まで)もよし日数多ク
立候へばのちにはからくなり申候
其時また右のごとく炭(すみ)火にて
煮(に)候て又 徳利(とくり)へ入ひやし申候
△味噌(みそ)之類
○御膳味噌(こせんみそ)の方
一大豆壱斗 右白水に一夜つけ其後
米をかす様に仕候へば上の皮(かは)とれ申候扨
能〳〵むし申候煮申は甘(あま)けぬけ申候
一 糀(かうし)壱斗三升 但中白米を糀にする
一 塩(しほ) 三升 但 寒(かん)の内ニ仕 来(らい)年まて
置申には塩三升三合入てよし
一餅米壱升 中白米こわ飯(いひ)ニむしさます
右のまめ能むせ候時取出しつねのご
とく能つき扨四色つゝさ合せ一夜風に
あて明(あく)ル日一 挙(にぎり)ほどつゝに玉にして
百二日ほど風にあて其後 菜刀(ながたな)にて
細(こまか)クに切しゝびに干(ひ)申時 臼(うす)にて能〳〵
つき申候いまだぬれけ候はゝ薄(うす)クさがし