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かげ干(ぼし)にし少 乾(かはき)めに成候時 桶(をけ)へ入桶
の中ヘも能〳〵突込(つききみ)申候 上(うへ)は紙(かみ)をふた
にして置候右の塩の外には一切ふり
塩(しほ)も不仕候 同(おなしく)は小(ちいさ)キ桶いくつにも入
よし三十日過候へば能なれ申候右のみそ
少つゝ切々(せつ〳〵)にも拵(こしらへ)候又 寒(かん)の内にいた
し候て翌年(よくねん)までも置候
○参河(みかは)みその方
一正月十六日か二十日に大豆《割書:壱斗|》汁のな
き様に能 煮(に)候て突(つき)玉にして縄(なわ)に通(とを)
しつしにかけ置二月廿七八日の比右の
玉みそ能 洗(あらひ)候時てかはらかし半分は粉(こ)
半分はむくろちほどにあら〳〵とつき
破(わり)右の分にかうじ七升塩四升能まぜ
合せ半切(はんきり)の桶に入こね申候かげんは
挙(にぎり)にて水遣候ほどに合せ申候
○早作(はやづくり)みその方
一大豆壱斗 但水にて能 洗(あらひ)むして
成共 煮(に)て成共能にえる時火を引一
夜其まゝ置 翌(よく)日又少火をたき取
出しつき申候
一 糀(かうし)壱升 但右の大豆 暖(あたゝか)なる内ニ
つきませ物に包(つゝみ)あたゝかなる所に一
夜にても半(はん)日にても置能ひえさ
め候て後しほをまぜ申候
一塩二合五勺 右の塩を交(まぜ)其まゝつ
かひ候ても能候同は塩を交(まぜ)能つき桶へ入
翌(よく)【左ルビ:あくる】日より遣候へは猶能候 夏(なつ)は二時三時