← 前のページ
ページ 23 / 118
次のページ →
翻刻
一上々みそ大 一くるみ中《割書:二つわり三ツ|わりにして》
一さんせうのかは 小
上の皮を去ほそく長サ一寸ほどにわり
たれみそにて煮(に)申候
一はじかみ小 さんせうの皮のごとく
一ちんひ小 白みを去(さり)ほそく長サ一
寸ほどに刻(きざみ)たれみそにてにる
一黒ごま 小但 炒(いり)て
右 何(いづれ)も合て鍋(なべ)へ入 炭(すみ)火の上にて
みそに色付候ほど練(ねり)申候しその葉
など入候へども是は面(めん)々心次第也
○きつき納豆の方
一 黒(くろ)まめ壱斗常のみそまめのことく能 煮(に)ル
一大麦壱斗能つき炒(いり)て粉(こ)にし右
のまめにまぶし室(むろ)にて糀(かうし)にねさす
一塩三升水六升 一 沫(あわ)せんじさます
右のまめ麦の糀(かうじ)塩(しほ)水にあわせ桶(をけ)に
入置七日に一 度(ど)つゝ三度つき三七日め
に漬(つけ)ざんせう一りうつゝにして壱升入
能ク物におしつけ置申候 温気(うんき)の時(じ)
分(ぶん)は四十日計にて能候但 冬(ふゆ)も仕候へと
尤 遅(をそ)ク出来申候
○醤(ひしほ)の方
一大麦 壱斗 成程能つき少も
皮(かは)のなき様(やう)に仕一夜水に漬(つけ)むし申候
一大豆《割書: 四升|くろまめにても》 炒(いり)て引わり皮を去む
し右二色ひとつにして能さます
一小麦 二升 炒(いり)て粉(こ)にし右の二