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柄(え)ぶりにて毎日かき申候日には少もあ
て不_レ申七十日ほどにては能なれ申候
夏仕 明(あく)ル二月迄よく候
○梅醤(むめひしほ)の方
一 梅干(むめぼし)を水にて洗(あらひ)塩のかたまりたるを
取肉を取実をうち破(わり)仁(にん)を取出し
にくとひとつにすり申候 蜜漬(みつつけ)のせう
が細(こまか)に刻(きざみ)是もすり梅のにくとひとつ
にまぜ蜜漬(みつづけ)の汁(しる)にて能かんにのべ
申候梅とせうがとのかげんは心次第ニ仕候
△醤油(しやうゆ)之類
○醤油(しやうゆ)の方
一大豆《割書:壱斗|》 煮(に)ル一大 麦(むぎ)《割書:壱斗|しらげ炒引わる》
一小麦《割書:三升|》《割書:炒(いり)て引わり粉にす|》
右三色能々まぜねさせ申候
一水 《割書:弐斗|》 一 塩(しほ)《割書:壱斗|》
水の中にて塩をもみくだきすいなう
にてこし右の塩水をにやしひえ候
ほど二日も三日もさまし仕込(しこみ)申候其時
糀(かうし)八升入桶の中にてもみ合一日に二
度 宛(づゝ)かき申候五十日の間如此仕候其後
中白米壱升ヲ水八升にて粥(かゆ)にたき
此かゆを入物いくつにも入すえり不
申候やうに成ほど早(はや)クあふぎさまし
能 冷(ひえ)候時右の醤油(しやうゆ)の中ヘ入よくまぜ
其後も初(はじめ)のごとく一日に二度づゝかき
廿一日過候てあけ申候二番醤油は右の
粕(かす)の中ヘ水壱斗塩五升前のごとく