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不申候 給(たへ)候時湯をかけつねのごとく
たべ申候 仕立(したて)に少もちがひ申さず候
○茨木温飩(いばらきうどん)の方
一うどんの粉(こ)常(つね)のごとくこね申候 春(はる)秋(あき)
は塩一 盃(はい)に水四盃夏は塩一はいに水三
盃冬は塩一盃に水五盃入申候 杉原(すぎはら)の
うすさ程に打のべ少ひよめに切いかに
もさつとゆで浮(うき)上ると其 侭(まゝ)とり上
桶(をけ)になまぬるを置其湯にて能 洗(あら)ひ
後にあつき湯をさし出し申候
○切 麦(むぎ)の方
一右うどんの仕(し)やう同前也 切(きり)様とひや
し申候分ちがひ申候うとんより細(こまか)
に切申候
○麦切の方
一大 麦(むぎ)能つき粉(こ)にし念(ねん)を入ふるひ申候
扨水にてこねうち申候ゆでかげんは
めん〳〵好(このみ)の通 給(たべ)申候時はそは切の料理(りやうり)に同し
○葛(くつ)切の方
一 葛(くづ)を粉(こ)にし能ふるひにえ湯にて
能かげんにこね常(つね)の麦切を打申ご
とく丸盆(まるぼん)程に打のべ切麦のごとくほそ
く切ルふり粉(こ)にも葛の粉(こ)を仕候湯
煮(に)もにえ過不申候程に其 侭(まゝ)とり上
水に入二三 返(へん)もかへ切麦のことく冷(ひや)し
て成共又 温(あたゝめ)候には湯をさし申候
○紅(へに)粉切の方
一太 唐(たう)米中白下白の間程に赤(あか)みを残(のこ)し