翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 46

ページ: 46

翻刻

 大かた惣やうへ白み出申候ほどに湯の行(ゆき)  わたり申候時にづふとつけ申候と少や  はらかにいたし不反候へは葛(くづ)一はいニ水二は  いにてねり申候彔豆にて焼(やき)申候は彔  豆と水と等分にて能々やきやう右  同前なり    ○彔豆の方 一やへなりを寒(かん)の内ニ水にほとばかし  石臼(いしうす)にて挽(ひき)いかにも目のつまりたる  布(ぬの)かもめんにて成とも袋(ふくろ)をして  其中ヘ入水の中にてもみ出し二 遍(へん)  ほど如此ひきもみ出し扨皮を去(さり)白  き水をいさせ上(うは)ずみを捨(すて)日に  干(ほし)候へは葛(くづ)のごとくなり申候 料(りやう)  理の時は葛(くづ)の水繊(すいせん)のことくいた  し候なり    ○薏苡仁拵(よくいにんこしらへ)様 一 唐(たう)うすにて挽(ひき)砕(くだき)極り候て  からを捨(すて)申候扨其後からうす  にてそろ〳〵とつき申候水を  さい〳〵かへ米をかすやうに  仕其のち日にほし申候  △菓子(くわし)の類    ○羊巻(やうかん)の方 一 小豆(あづき)《割書:一升|》 右能 煮(に)いかきにてすり  水にてこし。かすをすり鉢(ばち)にて又 摺(すり)  いかきにてこし扨すいなうにてこしい  させ。もめんの袋(ふくろ)にてしぼり風ニふかせ候