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一 葛(くつ)の粉《割書:二合|》一 粳(うる)の粉《割書:一合|》一 塩(しほ)《割書:少|》
右能々ませ合すり鉢(ばち)にて能すりさて
黒(くろ)ざたう《割書:弐百二十匁 |》鍋(なべ)に入せんじ
戻(もどし)にて漆(うるし)こし申様にこし右の
あんニまぜ能もみ合扨せいろうニ布
を二 辺(へん)敷 直(ぢき)ニよくならし上にも布
一遍置むし申候むしかげんは上に大豆
を置此まめ喰(くい)かげんににえ候へは能候
一夜さまし切申候 黒(くろ)ざたうの内
三分一白さたうをまぜ都合弐百弐
十めにもいたし候
○落鳫(らくがん)の方
一白ざたう水ひた〳〵に入湯に成候
時もめんにてこし右の鍋にて又
一 沫(あは)たてさまし扨 道明寺(たうみやうじ)糒(ほしい)少 炒(いり)て
右のさたうの汁(しる)にてこね。かため成(なり)は
いかやうにもいたし候 菊(きく)扇草(あふきくさ)花(はな)生【左ルビ:しやう】
類【左ルビ:るい】いろ〳〵をほりこみさか木のかたへ
右のさたう道明寺合たるをへらに
て摺(すり)こみ木のかたをうつふけて
たゝけはらくがんになり申候さ候てひ
とろ〳〵ならべ日にほし申候
○ある米糖(へいたう)の方
一さたう水ひた〳〵に入もめんにてこし
ちりを取(とり)火をゆるくして煎(せん)し候へば
ねばり出申候をへらに付水へ入しご
き見候へばさめてはおれ申ものに候
其時 鉢(はち)に入水せんにしてぬるく