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さまし飴(あめ)のごとくにちとかたまり候
時手にて成程引のばし天鼠(くすね)をする
様にいたし候へは色白くなり申候 形(なり)は
いかやうにも心次第てづまにて何事も
出来申候白さたうにていたし候氷
さたうは猶(なを)よく候
○かすてらぼうろの方
一白さたう《割書:百六十目|》一 玉子(たまご)《割書:十六|》
一うどんのこ《割書:壱升|》
右 鉢(はち)にて能こね合 菓子(くはし)鍋(なべ)に油紙(あぶらがみ)
を鍋ふりに丸ク敷其上へ右の練(ねり)合
申を入下の火は成程 弱(よは)ク上は火をつ
よくして焼(やき)申候紙を敷不申候ても
能候へとも自由(じゆう)にとれ不申候故敷申候
右のねりかげんはねり合候て茶匙(さじ)
にてすくい下へおとし候へはいかにもたら
〳〵と落(をつ)るかげんよく候やきかげん
はこげぬほどにやき申候
○来肥飴(ぎうひあめ)の方
一白ざたう《割書:壱斤|》 氷さたうは猶能候
一あめ 《割書:半斤|》一小 麦(むき)の粉《割書:五十目|》
右からかね鍋(なべ)にてさたうをせんじちり
をとり扨水一升五合右の二色入なるほ
ど火よはくたき候て練(ねり)つめ申候かげん
は見はからひに仕候さて折敷(おしき)へ上ケ葛(くづ)
の粉(こ)にて餅のやうに取切申候とかく
切々仕候て合点(かてん)するが此上の口伝(くでん)ニて候
○同方