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ねりかげんは初(はしめ)に細(こまか)なる沫(あは)のちに
大きなる沫(あは)立申候時よく候
○法録煎餅(ほうろくせんべい)の方
一米 《割書:一升粉|》 一 生(なま)まめのこ《割書:十四匁|》
一もち米三合《割書:粉|》 一さたう 《割書:十四匁|》
右こね合むしてなりは心次第ニ切
日にからりと干(ほし)其後ほいろにて
はしやげ用る也又うすくのばし
ひがたのもやうあるやきはしにて
せんべいのことくやきてもよく候
○雪(ゆき)せんべいの方
一上白餅米《割書:一升|》 右の米水にて洗(あらひ)ひ
■(いかき)【笊】へ上ケかはらかし能はたきせいがう
にてふるひ粉(こ)に仕(し)たちゆにてこね
申候かげんはさつさ餅のくらひに扨むし
て中迄火のとをる時つき申候
一大白さたう二斤右の餅つき候時
入能つき合申候扨のし餅のことく
成程うすくのばしいかやうにもきり
五七日ほど天気にほし焼(やき)申候右の取
粉(こ)はまめのこ能候せけんに売(うり)申せん
へいはさたう纔(わづか)入申とみえ候
○高麗(かうらい)せんへいの方
一白きはつねのごとく米をつき白さ
たう能かんに入つき合せんべいを焼(やく)
物にてやき申候 黒(くろ)きは黒ざたうに
うどんのこ交(ませ)右のことくこね合焼候
○柿煎(かきいり)の方