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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 57

ページ: 57

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 どより茶(ちや)のかすと茶の煮(に)汁とに  ませ暫(しはらく)漬(つけ)置候へはしいたけよくふく  れうらの赤(あか)みぬけて白クなり生(なま)  しいたけのごとくなり申候扨とりあげ  りやうりにつかひ申尤能候    ○塩(しほ)出しの方 一何にても精進(しやうじん)しほつけの物の  塩を出し候時水の中にすこし  しぶをまぜ置候へはよく早(はや)ク塩  出申候事かくへづの事にて候水  しぶこれなき時か俄(にわか)の折ふしは  水の中ヘ柿(かき)の葉(は)にても入置候て  よく御さ候しほの出候事すみやか  なり    ○漬松茸(つけまつだけ)の方   《割書:一説松茸を湯 煮(に)せずに左(ひだり)のことく漬|候へは匂(にほ)ひ失(うせ)すして吉此時はやき塩にてつけ候》 一松茸のつぼみたるを石つきを切すて  成ほど能 湯煮(ゆに)いたし開(ひら)きたるは笠(かさ)と  茎(くき)と別(べつ)に煮(に)同し煮かげんにいた  し雫(しづく)をたらし能さましいかにも  白き塩を桶(をけ)の下に置松茸を其上ニ  すれあはぬやうにならべ又塩を松茸  のかくるゝほどふり生(なま)松葉を間〳〵に置  如_レ此上迄 段(だん)々につけ申候桶のそこに  四所 錐(きり)もみいたし塩気(しほけ)をたらし  申候松水たまり候へば松茸 悪(あしく)成候    ○漬初茸(つけはつたけ)の方