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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 58

ページ: 58

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一初茸ひらき切ぬ計を取石づきを  切 捨(すて)能々 湯煮(ゆに)いたし雫(しづく)をたらし  いかにも白き塩にてすれあはぬやうに  漬申候桶の底(そこ)に錐(きり)もみいたしよく候    ○漬(つけ)しめじの方 一 新敷(あたらしき)しめじ石づきを切 捨(すて)虫くひなきを  能 湯煮(ゆに)し一夜 板(いた)にならべひやし候て  すれあはぬやうに漬申候おしを少かけ  置申候    ○漬 柚(ゆ)の方 一水壱斗の中ヘ塩三升入能々もみ砕(くだき)  から金か銅鍋(あかゝねなべ)へ入せんじ又からかねか銅  の鉢(はち)へ入さまし二三日置能ひえ候時  つほへ入 柚(ゆ)を漬(つけ)申候同クはからかね道具よし 一柚《割書:百本 葉(は)を|付たるよし》一同《割書:弐十|》輪切ニする  右 李(すもゝ)ほどの青柚は如_レ此 柑子(かうじ)みかん程(ほど)  の柚に候はゝ百の内を弐十切てよし右  の塩水へ入 壷(つぼ)を半ぶんほど出し土(つち)ニ(に)埋(うつみ)  置申候尤つほの口を能 包(つゝむ)来年迄持申候    ○笋(たけのこ)漬の方 一笋のさきの細(ほそき)所をのけ漬(つけ)申候同クは  疲(やせ)竹の笋(たけのこ)の青(あをく)候て能候二わりにして  も又 輪(わ)切にして中のようを貫(ぬき)ても  漬申候いかにも白き塩(しほ)にてすれあはぬ  やうに輪切(わぎり)のようをぬきたるは筒  の中ヘ塩をこみつけ申候    ○蒲萄(ぶどう)漬の方 一 蒲萄(ぶどう)の能 熟(じゆく)仕候時 房(ふさ)を持ふり候て