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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 59

ページ: 59

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 粒(つふ)の落申分は除(のけ)申候房二 粒(つふ)三粒程  づゝ付候て漬(つけ)申候ぶどう能つき申候はゝ  十 房(ふさ)に塩壱升五合入水ひた〳〵に灰(はい)  少まぜ一夜塩をしして翌(よく)日水にて洗  上候酒古酒壱升にさたう壱斤づゝ  いかほどにても漬(つけ)申候つぼよく候    ○杏子漬(あんずづけ)の方 一 杏子(あんづ)百に塩一升水一斗 灰(はい)一升右ヲ  ひとつに入一日一夜漬其しほ水にて  能 洗(あらひ)上其後もろ白酒一升さたう一斤  此二色にて右の杏子をつけつぼに入  置申候日 数(かず)廿日ほどにて能御さ候    ○梅干さたう漬(づけの)方 一古酒かんなべへ入すみ火にてわかしにえ  立不申候内にさたうを入なめてみ候て  殊外(ことのほか)甘(あまき)ほどに仕候酒ねばり候はゝ酒を  加(くわ)へねはり不申候様に仕候 一 梅干(むめぼし)水にて洗(あらひ)一時程も水につけ  塩けすけを少出しつぼに入右のさ  たう酒あつき内にかけ梅干のかくるゝ  程のかげんに酒おほく入ふたをして  一夜置 翌(よく)日能候十日ほど置候へばすき  味(あぢ)出候てあしく候少つゝ切(せつ)々仕てよし    ○梅干(むめぼし)の方 一梅の少色付たる壱斗に塩三升まぜ  桶へ入水をひた〳〵に入一夜置昼は  日に干(ほし)夜は右の塩水の中ヘ入置いくか  も梅の和(やはらか)にしわのより候ほど干申候