翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 63

ページ: 63

翻刻

 升入こる程おもしをかけ塩しみて  かす一重置 粕(かす)の見えぬほどに塩ふり  其上に茄子をならべ又塩をふり粕(かす)一  重置皆々つけ申候時おしつけ上に  塩五分ほどふり風の入不申候やうに  口を張(はり)置申候    〇茄子(なすび)のあまつけ 一中の茄子《割書:百こ|》 一 黒(くろ)米六升 一かうし 六升  右の米つねの醴(あまざけ)のことくめしにして  糀(かうし)と合桶におしつけ一夜置申候  水は少も入不申明ル昼時分に塩六升  入あかゝねのせんくづ《割書:五匁ほど|》入しほと  交(まぜ)合茄子のすれ不申候様に漬置申候    〇あさ瓜(ふり)漬の方 一あさ瓜(ふり)実(み)を取 甘(あま)み無之様に能洗  瓜百に塩四五升程瓜の内外(うちそと)にぬり  ひなたに干(ほし)て瓜ゟ水出候時家の内  へ取入ならべ能さまし能 粕(かす)にくいしほ  程に塩をまぜ瓜のすれあひ不申候様ニ  桶へ積(つけ)能ふたを仕其上を土にて  ぬり風ひき不申候様に仕候廿四五日め  には味(あぢ)つき申候    〇同 丸瓜(まるふり)積の方 一 瓜(ふり)丸ながら塩をぬり右の通につけ申候也    〇同 丸漬(まるづけ)の方 一 瓜(ふり) 百  あさ瓜ニ而も青瓜ニ而も 一塩  六升五合一水 五升