翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 64

ページ: 64

翻刻

 右塩水能もみ砕(くたき)一 沫(あは)せんじ能さまし  瓜(ふり)を先(まづ)此塩水に漬(つけ)瓜の跡先(あとさき)を少つゝ  切候て中ヘ穴(あな)をあけ申候又両の切口より  中ごを取ても漬申候又二ツわりにし  ても漬申候百の瓜桶にならべかさね  右の水を入おしを置三日其 侭(まゝ)置申候  二日めにはおしを少ゆるめ申候四日めに  押(をし)を取 漬(つけ)汁にて能 洗(あらひ)三日天 気(き)に  干(ほし)其後又三日日かげに置あつけを  能さまし粕(かす)につけ申候 粕(かす)かたくは酒  を加(くは)へしるりといたし漬申候瓜のすれ  あはぬ様に粕(かす)をたくさんに入申候 一くつ草のわかき所を一夜白水につけ  毒(どく)をとり右の瓜の間〳〵に置申候くつ  草入候へは歯切(はぎし)よくいたし候不入候ても  よし右の塩水にて赤土(あかつち)をかたくこね  なら漬の上ニ五六寸ふたの心にぬり申候    ○同 干瓜(ほしふり)の方 一白瓜大小により六ツか八ツに割(わり)中ごを  取桶へならべ塩をふり何 返(へん)も如此して  一夜おしをかけ置候へば水出申候 翌(よく)日其  塩水にて能 洗(あらい)上 簀(す)にならべ能天気に只  一日 干(ほし)内のかたゟ 古酒(こしゆ)をさつと引候て  壷(つぼ)へ入置申候 来(らい)年六月迄いろ能持申候  △豆腐(たうふ)の類    ○くづし豆腐(だうふ)の方 一たうふをでんがくの大さ程に切手の内  にておしつぶし水 気(け)の半分 除(のく)程に