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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 65

ページ: 65

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 挙(にぎり)扨 鍋(なべ)には醤油(しやうゆ)水酒よきかんに  にたて其中へ入一 沫(あは)さつと煮(に)申候すい  物にもに物にもよし    〇同油あげの方 一たうふ水けのなき様にしぼり茶一ふく  ほど入能すりまぜ黒ごまの油にて  あげあつゆにて油あげを二三べん  も洗(あらい)さてうすだれにて煮申候  久敷煮候へばくだけ候    〇同 鹿茸(ろくじやう)の方 一たうふつねゟはおし久敷置候てたうふニ  すのなき様に仕能かげんに切四方に  塩をぬり成ほど能天気に干(ほし)其後  わらにてあみかけて干(ほし)申候天 気(き)能  時分に仕候なり    〇こんにやくの方 一こんにやく玉二ツにても三ツにてもなる  ほど能 湯煮(ゆに)仕上 皮(かは)を去臼に入なるほど  細(こまか)につき申候ぬる湯にてこね其後  石ばい壱合ほどに水五合入すいなうに  てこし其 汁(しる)かさに半分ほど入ねんば  りと成ほどにこね湯煮いたし候    〇麩(ふ)の方 一小麦のから粉《割書:壱斗二番引迄しうどんのこ|  を取申候からよく候》 一塩《割書:夏秋は|》壱合但八勺春冬は五勺  と少ひかへても能候塩過候へは麩(ふ)堅(かたく)成候  右能こね合申候かげんは手にておしつけ  見申 指(ゆび)の間より出申ほどの水かげ